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2008年01月29日

ホイールナットはちゃんと締めよう!

競技やっている人は特に、アルミ ナットやジュラコン ナットを使っている人が多いと思います。
僕もその一人です。

アルミナットを使うのは、“軽いから” というより、交換時にハブボルトを傷め難いから、というのがメインの理由です。
タイヤをはめかえる回数が多いと、ハブボルトにどうしても負担がかかります。
ナットが堅い材質だと、ハブボルトが伸びたり折れたりする可能性が高くなり、走行直前にそのようなことになれば出走は不可能になってしまいます。
なので、僕は、ハブボルトより柔らかいアルミ ナットを使用しています。
これなら、もし会場でナットがダメになっても、交換用のナットに替えれば出走に影響が出ないからです。

ただ、ここで落とし穴があります。
アルミ ナットは柔らかく、すぐに傷むので (だから、ハブボルトに優しいのですが)、傷まないように少し軽めのトルクでホイールを締めたりする人がおられます。

でも実は、これはハブボルト破断に繋がるのです。

ナットの締めが緩いと、加減速時にホイールが“遊んで”、ハブボルトに対して直角方向に力がかかります。
これが繰り返されると、ハブボルトが根元から破断してしまうのです。

ですので、「ナットがもったいないから」と言って、小さなトルクで締めるのはオススメできません。
アルミナットでも、11N-m くらいのトルクでは締めた方がいいですよー。


  ・・・

 

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(年間9位)

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