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2007年11月27日

適度なボディ剛性?

オープンホイーラーの車両のようにサスペンションストロークを自由に設定できる車両だと、ボディはとにかく剛性を上げて、コンプライアンスはすべてサスペンションで受け持たせることができるのですが、ことハコ車になると、そうもいかないこともありますよね。バンプ側のストロークは、ボディとタイヤとの干渉から制限されてしまうからです。
フルバンプしてしまうと、バンプした箇所のタイヤはコンプライアンスを失い、スライドを始めます。
そのタイヤがトラクションホイールだった場合は、タイムに非常な悪影響が出ます。

そこで、ボディの剛性を多少落としてやることで、フルバンプまでのストロークを稼いでやるわけです。

もちろんデメリットもあります。
ボディ剛性というのは、微妙な調整はできないですし、どんどん変化していきますので、“ボディ剛性に頼ったセッティング” というのはリスキーです。

僕の場合も、“トラクションホイールをフルバンプさせない” という観点からだけで、剛性をいじっています。
非常に部分的ないじり方ですが、かなり効く上に、会場でも簡単に調整が可能ということもあり、重宝しています。
その内容は・・・ (続く)

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2007年11月21日

Team WIZARD から ミドル チャンプ 2 名誕生!

僕が代表を務めている JAF 登録モータースポーツ クラブ Team WIZARD から、JMRC 近畿ミドル シリーズ (地方選手権の下のシリーズ) チャンピオンが 2 名誕生しました!
N3 クラスの中村進選手と、UA2 クラスの池田章選手です。
昨年の奥崇史選手に続く、連続チャンプ獲得です。
自分のことのように嬉しいですね。
まだできて 3 年のクラブだけに、毎年若手が出てくるのが楽しみです。

モータースポーツに興味のある方、一緒に WIZARD でモータースポーツを楽しみませんか?
待ってます。

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2007年11月18日

レース アナウンサーって大事ですよね

近畿では、伊東さんという名物アナウンサーの方がおられて、いつも盛り上げてくれます。
ビデオで僕の走行を撮ってもらうときは走行後もビデオを回してもらって、アナウンスを撮って (録音って?) もらって、後で聞くのが僕の楽しみの一つです。

伊東さんも元ドライバーで、長い間ジムカーナを中心とするモータースポーツのアナウンスをやってこられて、ドライバーの心理や技術をよくわかっているということが、素晴らしいアナウンスの基盤となっているのですが、関西らしいのは、アナウンサーもドライバーもいじったり、いじられたりするのを楽しみにしている、ってところでしょうか。

「さぁ、S 字から立ち上がってくるO崎、手が短い」

それを聞いてギャラリーが 「手の長さは関係ないやろ」 って一斉にツッコむ、っていう絶妙の間合い。
はっきりとタイムが聞こえる声、確かな知識、切れの良いユーモア、の三拍子がそろっている伊東さんには、これからも会場を盛り上げて行ってもらいたいと思っています。
 
 
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2007年11月17日

ダンパー オーバーホール

シーズンオフ メンテと言えば、ダンパー オーバーホールですね。
シーズン中、何度も仕様変更するときもありますが、もうすでにある程度決まっている足の場合は、ほとんどシーズン中は何もしません。
特に僕が使っているスーパーオーリンズのように結構広範な減衰調整ができるダンパーの場合は、それだけでコースに合わせてしまえるからです。ナンバー付きですが、もちろん街乗りしないので、ダンパーもほとんどへたりませんし (特に今年は 4 戦しか出ていないので、トータルの走行距離は 1,000 Km も行ってないと思います)。

ただ、今年は、フロントのストローク不足 (タイヤがボディに接触する) を、ボディの強度を調整することで回避していたのですが、来年はリバウンドストロークを変えることで良くしてやれないか、ということに着目して、ダンパーのストローク量を変える方向で考えています。
ただ、ストロークを増やす (つまり、ロッドを伸ばす) と、今度はダンパー自体の容量 (というか寸法) の制約が出てきますので、その辺が難しいですね。
クーロスの木本さんが、ダンパー容量を計算して最適ストローク量を出してくれる、ということなので、それがわかり次第、AZUR の川村氏と詳細仕様を詰めようと思います。

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2007年11月15日

JAF スポ 12月号!

JAF スポ 12 月号、20 冊です!笑

これで、来シーズンのスポンサー様向け企画書の添付資料 #1 の調達完了です!
助かるなぁ。

ありがとうございます> 中西さん
ありがとうございます> JAF スポ 編集部様


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今年は油断しないぞっ!

2005 年は、不受理の続いた全日本前半戦から一転して、後半は全日本初入賞、全日本初表彰台、と上り調子だったので、こりゃいけるぞ!って油断しちゃった。
そのせいもあって 2006 年はだめになっちゃった (まぁ、他の要素もいっぱいあるけどね!)。

良いときがあったら、悪いときが必ず来る。
今年は絶対に油断しないぞ!

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2007年11月13日

エンジン、セナルトさんに入庫

クーロスの木本さんが用意してくれたワゴンにエンジンを載せて、一路、鈴鹿のセナルトへ!
名阪国道の集中工事にぶつかって往きは大変でしたが、帰りは au 携帯の助手席ナビを使って渋滞回避。あっけなくスルスルと帰ってきました。
出来上がったら、セナルトの御大、伊藤さんが直々に車で運んでくれるとのこと。ありがたやありがたや。
ホント、僕は人に恵まれています。周りで支えてくれる人がいなかったらモータースポーツは絶対続けていけないよね。

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2007年11月12日

チャンプ獲得、全国誌に大きく掲載!



競技ライセンスを持っている人なら全員読んでる JAF MOTORSPORTS (通称 「JAFスポ」) が、12 月号で僕のチャンピオン獲得のことについて大きく取り上げてくれました (クリックして紙面を大きく表示できます)。

「最大の激戦区 N2 クラスは、中盤戦から復帰の関 弘毅選手が逆転で初のVを確定」 (タイトルより)

紙面の中でも 1/3 ほどを僕のインタビューに割いてもらっていて、とてもありがたかったです。
これで、来シーズンのスポンサー活動もやりやすくなります!

よかったよかった!

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2007年11月10日

VTEC には必須の超高性能!しかも良心的!

僕は ATS&ACROSS のカーボンクラッチシステム (クラッチ+カバー+フライホイール一体式) をずっと使っています (スポンサードいただく前からのユーザーです)。
超高回転型の VTEC エンジンでは軽くて切れのいいクラッチが必須。
普通のクラッチシステムを使っておられる方は、シフトアップ時のギア鳴りを体験されたことがあると思います。シフトダウンならテクニックでならないようにできますが、シフトアップはそれをやっていると遅くなります。これだけはクラッチが重いとどれだけ頑張っても無理。
僕もシフトアップ時のギア鳴りに悩まされていましたが、このクラッチシステムにして完全に解決しました。それからは絶対に手放せません。

2006 年シーズン (去年ですね)、1 年間、全日本選手権やタイヤテスト、パーツテスト、イベントのデモ走行など、めちゃくちゃハードに使用した ATS&ACROSS のカーボンクラッチシステムが滑りかけていたので、昨年末に交換しました。
まだ、使えそうだったのですが、念のため、ってことで交換して、スペアに持っておこうということになりました。
開けてみると、結構くたびれてる。
クーロスの木本さん曰く、「もう、使えないと思いますね。」とのこと。

で、そのままそのクラッチは置いていたのですが、ATS さんでは、カーボンクラッチシステムのオーバーホールサービスをやっておられて、見積もりは無料とのことなので、ダメモトで出してみました (昨年は ATS さんのサポートいただいていたのですが、今年前半は体調不良から参戦のめどが全く立たない状態だったので、スポンサードいただいていませんでした。だから、ばんばんクラッチを交換するわけにはいかんのです)。

すると、送ったらすぐに修理の日数と金額の見積もりが ATS さんより届いてびっくり!
しかも安い!
もちろん、破損や消耗の度合いによりますが、僕のクラッチシステムの場合はなんと、3万円程度で性能回復できるとのこと!素晴らしい!!

早速、代金を振り込ませていただいたら、なんと翌日にクラッチが到着!!
 

 
これだけレスポンスが早いと、シーズン中でも安心!

ちょっと感動しちゃいました。
 
 
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2007年11月08日

やっぱりこれが効くね。

今年の一番のチューンアップは、自分の心肺機能の向上だと思います。
やっぱり、モータースポーツって、頭脳のスポーツでしょ?
頭で、走行のイメージを作って、それをステアリングとブレーキとスロットルを組み合わせて、そのイメージに近い状態を実現しつつ、脳にフィードバックを送って、またそれに合わせて修正する、という非常に高度な処理を短時間に行っている。
それだけの処理を効率的に行わせようと思ったら、脳にいかにたくさんの酸素を送り込んでやるか、ということが重要になります。

そこで、今年は再度心肺機能を重点的に鍛えなおしました。
ジムのトレーナーに心肺機能向上に重点を置いたトレーニングメニューを作ってもらい、それを実行してきました。
やはり、違いますね。
ミスも減ったと思います。

車のチューニングも大事ですが、人間のチューニングも同じくらい (いやもっとかな?)、大事だと実感した 1 年 (後半だけだけど) でした。

車両をやるより予算も少なくて済むし、なにより健康になるしね!

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2007年11月07日

そろそろ

企画書作成の季節がやってきました。

今シーズン (2007) は、体調を崩して、参戦の予定が立たなかったので、企画書を書かなかったんですよね。
でも、昔からのスポンサー様から、「参戦、不参戦にかかわらず、継続してサポートするからゆっくり体を治すと良いよ」というありがたいお言葉を頂いて、一部のスポンサー様からサポートをいただけることになりました。
結局、それが原動力となって、後半のみの出場にも関わらず、出場 4 戦中 3 戦優勝 (名阪SL は 3 連勝) して、シリーズチャンプを取れました。
本当にありがたいことです。

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僕のような、才能のないドライバーでも、全日本で表彰台に上れたり、地区戦の後半のみ出場で地区チャンプを取れたりするわけですから、「私は才能がない」と思っている方は、自信を持ってもらいたいです。
大丈夫。がんばれば少なくとも僕くらいにはなれますから。
保証します。

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2007年11月05日

今週は

いよいよ、エンジン降ろして、オーバーホールしてもらう鈴鹿のセナルトさんへ持って行きます。
っていうか、クーロスの木本さんに持って行ってもらいます。
ありがとうございます>木本さん (u_u)

エンジン オーバーホールの間、シャシーメンテナンスをしてもらって、その間に、ダンパーをオーバーホールしてもらうためにアジュールに送ります。

最終戦は、事前練習でメタルが焼き付いて、オイルが鉄粉だらけになりながらも、良く走り切ってくれた。
そのおかげで西川君を破ってチャンピオンを取れたわけだし。
ありがとね、SWORDFISH 号!

ホント、最終戦、パワー差の出ない、ヘビーウェットでホントに良かったよ。

これから、ゆっくり手入れをしてもらいます。
 
 
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“軟派インテグラ” のコーナーをこちらに移しました。

VTEC-FREAK.NET の「軟派インテグラ~」のコーナーをいつも読んでいただいてありがとうございます。

更新が滞りがちなので、ブログ形式にすることにしました。

これから、こちらで “インテグラ関連情報” は更新していこうと思います。
本家、VTEC-FREAK.NET も合わせてよろしくお願いいたします!

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作者 “hirobot” について





2005年 全日本選手権
最高位3位
(年間9位)

2007年 近畿地区チャンピオン


SWORDFISH 号 インテグラは以下のスポンサー企業のご支援に支えられています。

【五十音順】


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